省力化投資補助金(一般型)第9回公募は12月下旬締切【2026年】スケジュール・補助額・申請準備

2026-10-22

中小企業省力化投資補助金(一般型)の第9回公募は、2026年12月下旬に申請締切の予定です。公募開始は11月上旬、申請受付の開始は12月上旬の予定と発表されています。

一般型は、自社の業務に合わせた省力化設備の導入に最大8,000万円(大幅賃上げ特例で最大1億円)の補助を受けられる制度です。一方で、事業計画の作成や見積もりの取得、GビズIDの準備には時間がかかります。12月下旬の締切に間に合わせるには、今から準備を始めるのが確実です。

この記事では、第9回公募のスケジュール、補助上限・補助率、対象になる設備、締切までにやるべき準備を、中小企業診断士が解説します。


第9回公募のスケジュール

項目 第9回(予定) (参考)第8回
公募開始 2026年11月上旬 2026年8月18日
申請受付開始 2026年12月上旬 2026年9月18日
申請締切 2026年12月下旬 2026年10月16日
採択発表 後日発表 2027年2月上旬(予定)

※2026年10月時点で公表されている予定です。正式な日程は、11月上旬に公開される公募要領で確認してください。公募要領が公開されたら、この記事も更新します。

申請受付の開始から締切までは、1ヶ月ほどしかありません。受付が始まってから準備を始めても間に合わないケースが多いため、公募開始前の今のうちに準備を進めておくことが重要です。

補助上限と補助率

従業員数 補助上限 大幅賃上げ特例の場合
5人以下 750万円 1,000万円
6〜20人 1,500万円 2,000万円
21〜50人 3,000万円 4,000万円
51〜100人 5,000万円 6,500万円
101人以上 8,000万円 1億円
事業者の区分 補助率
中小企業 1/2(最低賃金引上げ特例の場合は2/3)
小規模企業者・小規模事業者、再生事業者 2/3

申請の基本要件

一般型の申請には、次の要件を満たす事業計画が必要です。

要件 内容
労働生産性 年平均成長率4.0%以上の増加
給与 1人当たり給与支給総額の年平均成長率3.5%以上の増加
最低賃金 事業所内の最低賃金を、都道府県の最低賃金より30円以上高い水準にする
次世代育成(従業員21人以上) 一般事業主行動計画の公表等

賃上げの要件は、計画期間中に達成できないと補助金の返還を求められる場合があるため、無理のない計画を立てることが大切です。

対象になる設備と経費

一般型は、カタログから製品を選ぶ「カタログ注文型」とは違い、自社の業務に合わせてオーダーメイドで省力化設備を導入できるのが特徴です。

業種 省力化設備の例 詳しい解説
製造業 ロボット・自動搬送・工作機械の自動化 ロボット導入に使える補助金
自動車部品製造業 加工・検査・搬送の自動化 自動車部品製造業の省力化投資補助金
自動車整備業 リフト・タイヤチェンジャー・洗車機など 自動車整備工場の省力化に使える補助金
建設業 ICT建機・ドローンなどによる省人化 建設業が使える補助金
歯科医院 口腔内スキャナー・CT・ミリングマシンなど(第7回から歯科医療法人も対象) 歯科医院が使える補助金

対象経費は、機械装置・システム構築費(必須)のほか、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費です。

12月下旬の締切までにやるべき準備

① GビズIDプライムを取得する(今すぐ)
申請には「GビズIDプライム」のアカウントが必要です。取得には一定の期間がかかるため、まだ持っていない場合は最優先で手続きしましょう。

② 導入する設備を決め、見積もりを取る(10〜11月)
どの工程を、どの設備で、どれだけ省力化するかを決めて、メーカーや販売店から見積もりを取得します。

③ 事業計画を作る(11〜12月)
「何人分・何時間の作業を減らせるか」「その結果、労働生産性がどれだけ上がるか」を数字で示す計画を作ります。賃上げの計画もあわせて立てます。

④ 申請受付が始まったら申請する(12月上旬〜下旬)
締切直前は申請システムが混み合うこともあるため、余裕をもって申請しましょう。

なお、交付決定より前に発注・契約した設備は補助の対象外です。見積もりの取得までにとどめておきましょう。

よくある質問

Q. 第8回に申請した場合、第9回にも申請できますか?

A. 前回までの公募に申請中・採択済みの事業者には申請の制限があります。第8回の公募では、第1〜6回の採択者と、第7・8回に申請中の事業者は申請できないとされていました。第9回の条件は公募要領で確認が必要です。

Q. カタログ注文型と一般型の違いは?

A. カタログ注文型は、国のカタログに登録された製品から選んで導入する方式です。一般型は、自社の業務に合わせたオーダーメイドの設備やシステムを導入でき、補助上限も大きくなります。

Q. 今から準備して、12月下旬の締切に間に合いますか?

A. 間に合います。ただし、GビズIDの取得、見積もり、事業計画の作成にはそれぞれ時間がかかるため、早めの準備が重要です。


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採択案件 採択額
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