【2026年最新】自動車整備工場が活用できる補助金7選|採択事例付きで解説
2026-02-24
このコラムでは、弊社の支援実績をもとに「自動車整備工場・板金工場」が活用できる補助金を7つ紹介します。
自動車整備業界は今、EV・先進安全技術への対応、OBD検査の義務化、人手不足、設備の老朽化など、多くの経営課題を抱えています。最新設備の導入やサービスの拡充を図りたいものの、高額な設備投資に踏み切れないという声を、弊社にも多くいただきます。
補助金を活用すれば、設備投資にかかる費用の1/2〜2/3が補助されます。 返済不要のため、実質的に半額以下で設備を導入することが可能です。
「自分の工場でも使えるのか分からない」「どの補助金が合っているか分からない」という方は、ぜひ最後までお読みください。記事の最後に無料相談のご案内もあります。
補助金を活用するメリット
補助金は営業外収益として計上されるため、利益にほぼ直接影響します。
例えば、営業利益率5%の整備工場が500万円の補助金を受給した場合、同等の利益を売上で稼ごうとすると1億円の売上が必要です。補助金の活用は、設備投資のハードルを下げるだけでなく、経営に大きなインパクトを与えます。
また、補助金申請では数年分の事業計画書を作成する必要があるため、「その投資が本当に事業にプラスになるのか」を改めて考える機会にもなります。
自動車整備工場が活用できる補助金7選
① ものづくり補助金
自動車整備工場に最もおすすめの補助金です。正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」。10年以上の歴史があり、多くの整備工場に活用されています。
※2026年度は新事業進出補助金と統合し「新事業進出・ものづくり補助金(仮称)」として実施される予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 最大4,000万円(従業員数・賃上げ特例により変動) |
| 補助率 | 1/2(小規模事業者は2/3) |
| 対象経費 | 機械装置費、システム構築費、技術導入費、運搬費、外注費、専門家経費など |
自動車整備工場での主な活用設備:
タイヤチェンジャー、アライメントテスター、塗装ブース、洗車機、自動車リフト(2柱・4柱)、スキャンツール・診断機 など
弊社の採択事例
事例①:アライメントリフト・タイヤチェンジャーの導入
- 投資額:750万円 → 補助金額:500万円
事例②:塗装ブースの導入
- 投資額:500万円 → 補助金額:333万円
事例③:洗車機の導入
- 投資額:500万円 → 補助金額:333万円
事例④:塗装ブースの導入(大型)
- 投資額:1,400万円 → 補助金額:750万円
投資額の1/2〜2/3が補助金として返ってくるため、「設備投資したいけどなかなか手が出ない」という事業者様には特におすすめです。
② 新事業進出補助金(旧:事業再構築補助金)
2025年に新設された補助金で、事業再構築補助金の後継制度です。既存事業とは異なる新たな事業に挑戦する中小企業を支援します。ものづくり補助金と違い、工場の増改築(建物費)や広告宣伝費にも使えるのが最大の特徴です。
※2026年度はものづくり補助金と統合予定のため、現行制度での申請は第3回・第4回公募がラストチャンスとなる可能性があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 最大9,000万円(従業員数・賃上げ特例により変動) |
| 補助率 | 1/2 |
| 対象経費 | 建物費、機械装置費、システム構築費、広告宣伝費、外注費、研修費など |
自動車整備工場での活用ポイント:
一般整備→エーミングへの新事業展開、中古車販売→自動車整備への進出、工場増築を伴う大型投資など、既存事業と異なるサービスの展開が申請要件となります。
弊社の採択事例(事業再構築補助金での実績)
事例①:指定工場用設備一式の導入(一般整備→車検整備への新事業)
- 投資額:750万円 → 補助金額:500万円
事例②:工場増築+エーミング用設備一式(一般整備→エーミングへの新事業)
- 投資額:3,000万円 → 補助金額:2,000万円
事例③:整備機器一式の導入(中古車販売→自動車整備への新事業)
- 投資額:1,400万円 → 補助金額:1,000万円
③ 省力化投資補助金(カタログ型)
人手不足対応のための省力化設備導入を支援する補助金です。あらかじめカタログに掲載された製品から選んで申請する仕組みのため、通常の補助金に比べて申請が簡単です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 最大1,500万円(従業員数により変動) |
| 補助率 | 1/2 |
| 対象経費 | カタログ掲載製品の購入費 |
自動車整備工場での活用ポイント:
現時点で自動車整備業向けのカタログ掲載製品は限られていますが、溶接機・塗装ブースはカタログに掲載されており、活用が可能です。カタログ型の大きなメリットは、年間を通していつでも申請でき、簡易な手続きで投資額の1/2の補助が受けられる点です。対象設備の導入を検討している場合は、まずカタログを確認してみてください。
④ 省力化投資補助金(一般型)
カタログ型と異なり、カタログに掲載されていない設備でも申請可能な補助金です。人手不足解消や業務効率化のための幅広い設備投資に活用できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 最大1,500万円(従業員数により変動) |
| 補助率 | 1/2 |
| 対象経費 | 機械装置費、ソフトウェア導入費など |
自動車整備工場での活用ポイント:
カタログ型では対象外の設備も申請できるため、自動車リフト、整備用機器、工場内の省力化に繋がるシステムなど、より幅広い設備投資に対応できます。カタログ型よりも申請にやや手間がかかりますが、その分対象設備の自由度が高いのが特徴です。
⑤ 小規模事業者持続化補助金
従業員数が少ない小規模事業者向けの補助金で、採択率が比較的高く、補助金活用の「入門」として最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 最大250万円(特例枠) |
| 補助率 | 2/3 |
| 対象経費 | 機械装置費、広告宣伝費、ウェブサイト関連費、展示会出展費など |
自動車整備工場での活用ポイント:
他の補助金にはない広告宣伝費が対象経費に含まれるのが大きな特徴です。チラシ、ホームページ制作、看板などの集客施策に使えるため、設備投資だけでなく販路開拓と組み合わせた活用ができます。従業員5名以下の整備工場に特におすすめです。
⑥ スキャンツール補助金
国土交通省が推進する、先進安全自動車(ASV)対応のスキャンツール導入を支援する補助金です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 導入費用の1/3(上限あり) |
| 対象経費 | 登録されたスキャンツールの購入費 |
自動車整備工場での活用ポイント:
OBD検査の義務化に対応するためにスキャンツールの導入は今後ますます重要になります。比較的少額の補助金ですが、他の補助金(ものづくり補助金等)と組み合わせることで、スキャンツール以外の設備も含めた総合的な投資計画を立てることが可能です。
⑦ エイジフレンドリー補助金
厚生労働省が実施する、高年齢労働者が安全に働ける職場環境の整備を支援する補助金です。2026年4月から高年齢労働者への労災防止措置が努力義務化されることもあり、注目が高まっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 最大100万円 |
| 補助率 | 1/2〜4/5(コースにより異なる) |
| 対象経費 | 職場環境の改善費用、安全対策設備の導入費用、専門家によるリスクアセスメント費用など |
自動車整備工場での活用ポイント:
整備業界はベテラン整備士の高齢化が進んでおり、60歳以上の従業員を雇用している工場は多いのではないでしょうか。工場内の段差解消、手すりの設置、滑り止め対策、重量物の運搬補助装置の導入、熱中症対策設備など、高齢の従業員が安全に働ける環境づくりに活用できます。補助額は最大100万円と他の補助金に比べて少額ですが、申請が比較的簡単で、60歳以上の労働者を1名以上雇用している中小企業であれば申請可能です。
自社に合った補助金の選び方
「結局どれを選べばいいの?」という方のために、目的別の選び方をまとめました。
新しい設備を導入したい(リフト、タイヤチェンジャー、診断機など)
→ ものづくり補助金 がおすすめ。最大4,000万円、設備投資の王道。
溶接機・塗装ブースを導入したい
→ 省力化投資補助金(カタログ型) を確認。年間いつでも申請可能で手続きも簡単。
カタログにない設備で省力化を図りたい
→ 省力化投資補助金(一般型) で幅広い設備に対応可能。
新しい事業を始めたい・工場を増改築したい
→ 新事業進出補助金 が最適。建物費も対象で最大9,000万円。
従業員5名以下で広告宣伝もしたい
→ 小規模事業者持続化補助金 で設備投資と集客を同時に。
スキャンツールだけ導入したい
→ スキャンツール補助金 で導入費用の1/3を補助。
高齢の従業員が安全に働ける環境を整えたい
→ エイジフレンドリー補助金 で職場環境の改善を支援。
複数の補助金を組み合わせて活用することも可能です。どの補助金が自社に最適か判断が難しい場合は、お気軽にご相談ください。
補助金申請の進め方
① 申請要件の確認・補助金選定
まずは自社が申請要件を満たしているかを確認します。補助金ごとに制度の趣旨が異なるため、設備投資の内容がどの補助金に合致しているかを精査することが重要です。
② 事業計画書の作成
補助金申請で最も重要なのが事業計画書です。50ページ以上の公募要領から審査項目を読み解き、すべてを網羅した計画書を作成する必要があります。審査員に「この投資は事業成長に繋がる」と納得してもらえる内容が求められます。
③ 電子申請
必要書類が準備できたら、GビズIDを使って電子申請を行います。申請には「GビズIDプライムアカウント」が必要で、取得に数週間かかる場合があるため、早めの準備をおすすめします。
④ 採択後の交付申請・実績報告
採択されたら終わりではなく、交付申請→設備導入(補助事業の実施)→実績報告→補助金の受領、という流れが続きます。補助金は後払いのため、つなぎ資金の準備も必要です。
RIGIDの自動車整備業界 支援実績
弊社は自動車整備工場・板金工場の補助金申請を数多くご支援してきました。
自動車整備業界の採択率:86%(15件中13件採択)
事業者様自身で申請した場合の全国平均採択率は30〜50%であるのに対し、弊社がサポートした案件では高い採択率を実現しています。
自動車業界の知識が豊富なコンサルタントが、事業計画書の作成から採択後の実績報告まで一気通貫でサポートいたします。
お客様の声
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