ものづくり補助金の採択事例まとめ|採択率91%の中小企業診断士事務所が手がけた実績を公開
2026-06-01
「ものづくり補助金って、製造業しか使えないんじゃないの?」
これはよくある誤解です。「ものづくり」という名前から製造業専用のイメージがありますが、実際には飲食業、自動車整備業、建設業、IT・システム開発、サービス業など、あらゆる業種で活用されています。
この記事では、当社が支援したものづくり補助金の採択事例を業種別に紹介します。「自分の業種でも使えるのか」「どんな設備投資が採択されるのか」「いくら補助されるのか」の参考にしてください。
当社の実績サマリー
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| ものづくり補助金 採択件数 | 32件(申請35件中) |
| 採択率 | 91%(全国平均は約35%) |
| 対応業種 | 自動車整備、建設、飲食、製造、IT、サービス他 |
| 補助額の範囲 | 400万円〜4,000万円 |
※以下は採択事例の一部です。掲載していない事例も多数あります。
自動車整備業の採択事例
自動車整備業はものづくり補助金との相性が非常に良い業種です。当社では14件以上の採択実績があります。
| 対象設備 | 事業内容 | 補助額 |
|---|---|---|
| エーミング設備+工場増築 | toC向けエーミング・ラッピング・ガラスコーティング事業の展開 | 4,000万円 |
| エーミング設備+工場増築 | エーミング内製化による整備の短納期化・収益性改善 | 1,000万円 |
| エーミング設備 | 整備内製化による自動車一貫整備工場化 | 750万円 |
| リフト+工場増築 | 大型自動車整備事業への新分野展開 | 2,000万円 |
| リフト+工場増築 | 中古車販売事業とシナジーの強い整備事業への展開 | 2,000万円 |
| リフト+テスター類 | 自動車整備設備の刷新による高度整備サービスの提供 | 1,000万円 |
| 車検整備設備 | 指定工場認定のための設備導入 | 1,000万円 |
| 塗装ブース | 全塗装用作業スペースの設備導入 | 400〜750万円 |
| 洗車機 | 新たな洗車サービスの展開による収益多角化 | 400〜600万円 |
ポイント: 自動車整備業では、設備単体ではなく「エーミング+工場増築」「リフト+テスター類」のように複数設備をまとめて申請するケースが多く、補助額も大きくなる傾向があります。
建設業の採択事例
建設業の設備投資にもものづくり補助金は活用できます。
| 対象設備 | 事業内容 | 補助額 |
|---|---|---|
| 測量・施工設備 | ICT施工技術の導入による革新的な施工サービスの提供 | 3,000万円 |
| 建設機械 | 大型建設機械の導入による新たな工事領域への対応 | 1,500万円 |
| 施工管理システム | デジタル施工管理の導入による新たな工事管理体制の構築 | 1,000万円 |
| 解体設備 | 新工法に対応する解体設備の導入 | 750万円 |
| 建設機械 | 特殊工法に対応する機械装置の導入 | 480万円 |
ポイント: 建設業では「ICT施工」「DX化」といった業界のトレンドに沿った革新的な取り組みが採択されやすい傾向にあります。
飲食業の採択事例
飲食業はものづくり補助金の活用が多い業種の一つです。
| 対象設備 | 事業内容 | 補助額 |
|---|---|---|
| ECサイト構築 | 焼肉店のEC販売による新たな販路開拓 | 1,000万円 |
| 生産管理システム | 飲食店の生産管理システム開発・導入 | 750万円 |
| 製造設備 | パンの新商品開発に向けた製造設備の導入 | 750万円 |
ポイント: 飲食業では、単なる厨房機器の導入ではなく「EC販売という新たな販路」「生産管理のシステム化」のように、ビジネスモデルの変革を伴う投資が採択されています。
IT・システム開発の採択事例
自社向けのシステム開発もものづくり補助金の対象です。
| 対象設備 | 事業内容 | 補助額 |
|---|---|---|
| システム開発 | 新規SaaSプラットフォームの開発 | 1,000〜1,500万円 |
| システム開発 | 革新的な自社業務システムの新規構築 | 750〜1,000万円 |
| AI開発 | AIコンシェルジュの開発 | 採択済 |
| システム開発 | IoT生産管理システムの開発・導入 | 採択済 |
ポイント: IT・システム開発では「外注費」「クラウドサービス利用費」が主な対象経費になります。自社で使うシステムだけでなく、他社に提供するSaaSやプラットフォームの開発にも活用できます。
製造業の採択事例
ものづくり補助金の本丸である製造業でも多数の採択実績があります。
| 対象設備 | 事業内容 | 補助額 |
|---|---|---|
| 製造設備 | 樹脂成型機の導入による新製品の製造体制構築 | 採択済 |
| 製造設備 | 新製品の量産体制構築のための設備導入 | 採択済 |
その他の業種
| 業種 | 事業内容 | 補助額 |
|---|---|---|
| 福祉施設 | 医薬品ECサイトの構築 | 500万円 |
| デザイン業 | オリジナルデザインの名刺ECサイト構築 | 2,000万円 |
採択事例から見える「採択されるパターン」
32件の採択事例に共通するポイントを整理します。
パターン①:新サービス・新販路の開拓
「既存の技術・ノウハウを活かして、新しいサービスや販路を開拓する」というストーリー。焼肉店のEC販売、デザイン業の名刺EC、自動車整備工場のエーミング事業展開などが該当します。
パターン②:革新的な設備導入による事業の高度化
「新しい設備を導入することで、これまで対応できなかった業務が可能になる」「従来とは異なる方法でサービスを提供できるようになる」という革新性のあるストーリー。自動車整備のエーミング内製化、建設業のICT施工、飲食業の生産管理システム化などが該当します。
パターン③:大型投資で事業の規模を変える
工場増築+設備導入をセットで行い、事業規模を一段階引き上げる投資。自動車整備工場のエーミング+工場増築(4,000万円)、建設業のICT施工(3,000万円)などが該当します。
「うちの業種でも使えるか」はご相談ください
ものづくり補助金は名前に反して製造業以外の業種でも幅広く活用されています。 当社の32件の採択事例のうち、製造業は一部にすぎません。
「この設備投資にものづくり補助金が使えるか分からない」「どんなストーリーで申請すれば採択されるか知りたい」といったご相談から対応しています。
当社のものづくり補助金の採択率は91%(32/35件)。全業種に対応しています。