ユンボ(油圧ショベル)の購入に使える補助金【2026年版】重機・アタッチメントの採択事例と申請のポイント

2026-10-18

ユンボ(油圧ショベル)は、建設・土木・解体・造園など、あらゆる現場で欠かせない重機です。一方で、本体だけで数百万〜数千万円、アタッチメントを含めるとさらに費用がかさみ、購入や入れ替えに踏み切れない事業者も多いのではないでしょうか。

ユンボやアタッチメントの購入費用は、新事業進出・ものづくり補助金や省力化投資補助金などを使えば、その一部を補助金でまかなうことができます。当社でも、ユンボの導入で1,500万円、ユンボのアタッチメントの導入で600万円の採択実績があります。

この記事では、ユンボの購入に使える補助金・対象になるもの・中古やリースの扱い・採択されるためのポイントを、中小企業診断士が解説します。


ユンボの購入に使える主な補助金

ユンボを導入して「何を実現したいか」によって、相性の良い補助金が変わります。

補助金 補助上限 補助率 ユンボ購入との相性
中小企業省力化投資補助金(一般型) 750万〜8,000万円
(賃上げ特例で最大1億円)
1/2〜2/3 ◎ 人手不足対策・作業の省人化を目的とした導入に
新事業進出・ものづくり補助金(新事業進出枠) 2,500万〜7,000万円
(賃上げ特例で最大9,000万円)
1/2〜2/3 ◎ 解体・造園・リサイクルなど、新しい事業に進出するための導入に
新事業進出・ものづくり補助金(革新的新製品・サービス枠) 750万〜2,500万円
(賃上げ特例で最大3,500万円)
1/2〜2/3 ○ 新しい工法・サービスの開発を伴う導入に
小規模事業者持続化補助金 50万〜250万円程度 2/3 ○ 小規模事業者のミニユンボ・アタッチメント導入に

※補助上限は従業員数によって異なります。補助上限・補助率・対象要件は公募回ごとに変わるため、申請前に必ず最新の公募要領をご確認ください。

ものづくり補助金は2026年度から新事業進出補助金と統合され、「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」として運用されています。人手不足の解消や作業の効率化が目的なら省力化投資補助金、新しい事業を始めるための購入なら新事業進出・ものづくり補助金、というのが基本的な使い分けです。


補助金の対象になるもの

対象になるのはユンボ本体だけではありません。アタッチメントや関連するシステムも含めて計画できます。

区分 主な内容 具体例
ユンボ本体 ミニユンボから大型まで、事業に必要なクラスの油圧ショベル ミニユンボ、中型・大型の油圧ショベル、解体仕様機
アタッチメント 作業内容に合わせて付け替える先端の装置 ブレーカ、圧砕機、グラップル、スケルトンバケット、チルトローテータ、クイックカプラ
ICT・マシンガイダンス 3次元データを使って掘削・整地を効率化するシステム マシンガイダンス、マシンコントロール(ICT建機化)
安全・遠隔化 危険箇所での作業の省人化・安全確保 遠隔操作システム、周囲検知・安全装置

※補助対象になるのは「機械及び装置」に該当する設備です。ダンプやトラックなどの「車両及び運搬具」は対象になりません。


新品・中古・リースでの扱い

購入方法 扱い ポイント
新品 対象 もっとも一般的。複数社からの見積もり取得が必要
中古 条件付きで対象 新事業進出・ものづくり補助金では、3者以上の古物商の許可を得た中古品流通事業者から、型式や年式が記載された相見積もりを取得すれば対象
リース 条件付きで対象 新事業進出・ものづくり補助金では、リース会社との共同申請により活用できる仕組みがある

中古やリースの扱いは補助金ごとに異なります。購入方法が決まっていない段階から、どの補助金が有利かをご相談ください。


ユンボの購入で補助金に採択されるためのポイント

① 「ユンボで何が新しくできるようになるか」を示す

古いユンボを同じ性能のものに入れ替えるだけでは、補助金の趣旨に合いません。「これまで外注していた解体工事を自社で受注できる」「ICT化で、公共工事の入札に参加できる」など、導入によって事業がどう変わるかを具体的に示すことが採択のカギです。

② 効果を数字で示す

「1現場あたりの作業日数を○日短縮」「手元作業員を○人削減」「外注費を年間○万円削減」など、導入効果を数値で示すと説得力が増します。省力化投資補助金では、削減できる作業時間(省力化の効果)が重要な審査ポイントになります。

③ 本体とアタッチメントをセットで計画する

アタッチメントは、ユンボ本体と組み合わせて初めて効果を発揮します。本体とアタッチメントを一体で計画すると、導入後に何ができるようになるかが伝わりやすくなります。すでにお持ちのユンボに合わせて、アタッチメントだけを導入する計画も可能です。


他の設備・補助金との使い分け

解体工事向けの重機・破砕機については「解体業の重機導入に使える補助金」、ユンボのICT化については「建設業のICT施工に使える補助金」で詳しく解説しています。

建設業で使える補助金の全体像は「建設業の設備投資に使える補助金【2026年版】」で、ものづくり補助金での申請の詳細は「建設業でものづくり補助金は使える?」で解説しています。


よくある質問

Q. 個人事業主でもユンボの購入に補助金を使えますか?

A. 使えます。個人事業主も、法人と同じく補助金の対象です。なお、新事業進出・ものづくり補助金は、応募時点で従業員が1名以上いることが条件になります。

Q. 100万円程度のミニユンボでも対象になりますか?

A. 対象になり得ます。購入額が小さい場合は、小規模事業者持続化補助金など、規模に合った補助金を選ぶのがおすすめです。

Q. アタッチメントだけの購入でも申請できますか?

A. 申請できます。当社でもアタッチメントの導入で600万円の採択実績があります。今お持ちのユンボにアタッチメントを加えることで、どんな工事を新たに受注できるかを計画で示すことがポイントです。

Q. 購入してから申請することはできますか?

A. できません。補助金は、交付決定を受けた後に契約・発注したものだけが対象です。購入を検討し始めた段階でご相談ください。


RIGIDの建設業 支援実績

弊社は建設業の設備投資補助金を数多くご支援してきました。

建設業の採択率:12/14件(86%)

事業者様自身で申請した場合の全国平均採択率は30〜50%であるのに対し、弊社がサポートした案件では高い採択率を実現しています。

主な採択案件

導入設備 内容 採択額
ユンボ(油圧ショベル) 解体工事の内製化 1,500万円
ユンボのアタッチメント 解体工事の内製化 600万円
解体重機 解体工事の効率化 2,000万円
ICT建機 情報化施工(ICT施工)体制の確立 3,000万円
建設廃材の破砕・再生利用重機 コンクリート・アスファルト・木くず等の再生利用 3,000万円

建設業に精通したコンサルタントが、事業計画の策定支援から採択後の実績報告まで一気通貫でサポートいたします。

ユンボ購入の補助金の無料相談はRIGIDへ

当社は建設業の補助金申請で多数の採択実績があり、ユンボ本体・アタッチメントの導入でも採択実績があります。

「このユンボで補助金は使えるか?」「どの補助金で、いくら補助が出るか?」といったご相談から、事業計画の策定支援、採択後の手続きまで一貫してサポートします。初回のご相談は無料です。機種が決まっていない検討段階からお気軽にお問い合わせください。

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