自動車部品製造業が使える補助金【2026年版】省力化補助金・ものづくり補助金で設備投資を支援

2026-08-16

自動車部品製造業は今、大きな転換期を迎えています。

EV化による部品構成の変化、深刻な人手不足、原材料価格の高騰、取引先からのコスト削減要求。 こうした環境変化に対応するため、多くの部品メーカーが設備の更新・自動化・高度化を迫られています。

NC旋盤やマシニングセンタの更新、検査工程の自動化、生産管理のデジタル化 — こうした設備投資には、補助金を活用できます。

この記事では、自動車部品製造業が活用できる補助金の種類、対象設備、採択事例を解説します。


自動車部品製造業が使える主な補助金

補助金 補助上限 補助率 部品製造業との相性
省力化補助金(一般型) 最大8,000万円 1/2 ◎ 自動化・省人化設備に最適
ものづくり補助金 最大4,000万円 1/2〜2/3 ◎ 革新的な設備投資・工程改善に
新事業進出補助金 最大9,000万円 1/2 ○ 新分野(EV部品・医療機器等)への進出
大規模成長投資補助金 最大50億円 1/3 ○ 工場新設など20億円以上の大型投資

人手不足対応の自動化なら省力化補助金、革新的な設備投資ならものづくり補助金という使い分けが基本です。


補助金の対象となる主な設備

自動車部品製造業で補助金の対象になる設備の例です。

設備 主な用途 対象になる補助金
NC旋盤・マシニングセンタ 精密加工 ものづくり補助金・省力化補助金
プレス機・鍛造設備 部品成形 ものづくり補助金
樹脂成型機 樹脂部品製造 ものづくり補助金
自動検査装置(画像検査等) 品質検査の自動化 省力化補助金・ものづくり補助金
産業用ロボット 搬送・組立の自動化 省力化補助金
IoT生産管理システム 生産の見える化・効率化 ものづくり補助金
測定器・三次元測定機 精密測定 ものづくり補助金

ポイント: 単なる設備更新ではなく、「自動化による省人化」「新工法による高付加価値化」といったストーリーを組むことで採択されやすくなります。


当社の製造業での採択事例

自動車部品製造業を含む、製造業での採択事例の一部を紹介します。

対象設備 事業内容 補助額
樹脂成型機 樹脂成型機の導入による新製品の製造体制構築 採択済
IoT生産管理システム IoTを活用した生産管理システムの導入 採択済
食品加工設備 食品加工設備の導入による製造体制の強化 1,000万円

製造業の設備投資は、加工設備・検査設備・生産管理システムなど多岐にわたります。当社は幅広い製造業の補助金申請をサポートしてきました。


自動車部品製造業ならではの「採択されるストーリー」

補助金の審査では、「なぜその投資が必要か」「その投資で何が実現するか」というストーリーが重視されます。自動車部品製造業では、以下のようなストーリーが説得力を持ちます。

① EV化への対応

「EV部品の製造に対応するための設備投資」は、業界の構造変化に対応する取り組みとして評価されます。エンジン部品から電動化部品への転換、新素材への対応などが該当します。

② 人手不足の解消(省力化)

「熟練工の高齢化・人手不足に対応するため、加工・検査工程を自動化する」というストーリー。省力化補助金では、この省人化効果を定量的に示すことが求められます。「この設備で何人分の作業を削減できるか」を数値で示しましょう。

③ 品質要求の高度化への対応

自動車部品は高い品質基準が求められます。「自動検査装置の導入により、検査精度を向上させ、不良品の流出を防ぐ」「トレーサビリティを強化する」といった品質対応のストーリーも評価されます。

④ 取引先の多様化・脱下請け

「特定の取引先への依存から脱却し、新たな取引先を開拓するための設備投資」も、経営基盤の強化として評価されるポイントです。


省力化補助金とものづくり補助金の使い分け

比較項目 省力化補助金 ものづくり補助金
主な目的 人手不足の解消・省人化 革新的な製品・サービス開発
補助上限 最大8,000万円 最大4,000万円
求められること 省人化効果の定量的な立証 革新性・付加価値向上
向いている投資 自動化・ロボット導入 新工法・新製品対応の設備

判断のポイント: 「人手を減らすための自動化」なら省力化補助金、「新しい製品や工法に対応するための設備投資」ならものづくり補助金が適しています。どちらが有利かは投資内容によって異なるため、比較検討が重要です。


よくある質問

Q. 古くなった加工機の入れ替えだけでも補助金は使えますか?

A. 単なる設備更新では採択が難しいです。「自動化による省人化」「新工法による高付加価値化」「EV部品への対応」など、その設備投資によって何が実現するかを明確にする必要があります。

Q. 従業員数が少ない小さな部品工場でも申請できますか?

A. はい。小規模事業者は補助率が2/3に引き上げられるため、むしろ有利に申請できるケースがあります。

Q. 検査工程の自動化に補助金は使えますか?

A. はい。自動検査装置や画像検査システムの導入は、省力化補助金・ものづくり補助金の対象になります。人手による検査を自動化することで省人化効果を示せれば、採択されやすくなります。

Q. 取引先(完成車メーカー等)から設備投資を求められています。補助金は使えますか?

A. 取引先の要求に対応する設備投資でも、それが自社の競争力強化や生産性向上につながるものであれば補助金の対象になります。ただし「言われたから導入する」ではなく、自社の成長戦略として位置づけることが重要です。


自動車部品製造業の補助金申請はRIGIDへ

当社は製造業の補助金申請で多数の採択実績があります。樹脂成型機、IoT生産管理システム、食品加工設備など、幅広い製造設備の導入をサポートしてきました。

ものづくり補助金の採択率は91%(32/35件)。省力化補助金とものづくり補助金の使い分けから、事業計画書の作成、採択後の手続きまで一貫してサポートします。

「この設備投資に補助金が使えるか知りたい」「省力化補助金ともの補助のどちらが有利か相談したい」といったご相談からお気軽にどうぞ。

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